こんにちは。高橋です。
・ほうれん草や小松菜といった葉物野菜のスジや茎の部分
・インゲンやキャベツの芯に近い部分
ご利用者様から硬くて食べにくいと言われ、残されてしまうことがありませんか?
せっかく栄養価を考えた献立も、食べて頂けないと残念です。やはり、食材を制限されず、どんな野菜でも食べて頂けるのが理想ですよね。
今回ご紹介するスベラカーゼミートを使うと、そんな硬くて食べにくい食材でも
やわらかくご提供できるようになるはずです。
小松菜の『スジ』がやわらかく食べやすくなったり、硬くて提供することができなかったインゲンなどを、食べることができたりする可能性があります。
しかもスベラカーゼミートは、野菜をやわらかくするだけではありません。
野菜の色合いも良くしてくれます!
見た目の食欲がアップします。(※野菜の種類にもよります。)
『硬くて食べにくい』と言われていた青物野菜を食べて頂けるようになることで、栄養管理もしやすくなり、食べられる食事の種類が増えることで、ご利用者様から喜んでいただけると思います!
ご利用者さまの喫食量を下げないために、この記事がお役に立てれば幸いです。
スベラカーゼミートの働き
スベラカーゼミートは、刻んでもなくならない青物野菜の『スジ』をやわらかくすることができます。
スジは、いくら刻んでも取り除くことができないですよね。
スベラカーゼミートを使用すると、刻んでもどうしようもなかった小松菜のスジも気にならなくなります。
基本的に『スジ』のような食物繊維をやわらかくする効果があるので、提供できる食事の幅が大きく増えるはずです。
青物野菜への使用方法
動画でチェック
インゲン・小松菜・キャベツ・きゅうりなど
①漬け込み液を作る。
②漬け込み液で茹でる。
青物野菜を茹でる時、塩の代わりに、茹でる水の量に対して1%のスベラカーゼミートを入れるだけです!
注意ポイントは2つ。
①茹でた後、弱めの水で流す
調理工程で、あくをとったり余熱で火が通りすぎるのを防ぐため、茹でた青物野菜を水で流すことがありますが、
意外とやってしまうのが、『鍋からザーッとザルに移し入れる』や『強めの水で流してしまうこと』…。
これはやめてください!
なぜなら、やわらかくなっている食材なので、強い力が加わると液状化してしまうからなのです…。
いつも通り流していると、ザルに移したはずのほうれん草が、緑色の液体になって、シンクに流れているなんてこともあります…。
水で洗う場合は、水の強さに気を付けて優しく洗うようにしてください。
②葉と茎を同じやわらかさにしたい場合、葉と茎を分けて加熱する
葉と茎では、熱の通り同様、スベラカーゼミートの効果が出るまでの時間が異なります。
そのため、一緒に長く茹ですぎてしまうと、葉が溶けてしまうことがあります。
葉と茎を同じやわらかさにしたい場合は、葉と茎を分けて加熱することをおススメします。
効果をチェック
やわらかい
『スベラカーゼミート』を入れて茹でたインゲンは、スプーンを立てながら潰すと簡単に潰れます。
『スベラカーゼミート』を入れてないインゲンはなかなか潰れません。
色合いが良い
しかも、やわらかくなるだけではなく、もう1つメリットがあるのです。
『野菜の色合いが良くなる』のです!
茹でた青物野菜は余熱で色が悪くなりがちですが、スベラカーゼミートを入れて茹でた青物野菜は色合いが良く、よりおいしそうに見えます!
左:スベラカーゼミートあり
右:スベラカーゼミートなし
ブロッコリー、インゲン、ほうれん草など、茹でると黄色っぽく色あせてしまう青物野菜は、色合いが良く見えます。
時間経過しても色合いの変化があまりありません。
製品の案内をしていると、よく『美味しそうに見える』といっていただくことがあります。
効果が出ない食材
以下の食材については、スベラカーゼミートでは、やわらかくなりませんのでご了承ください。
①きのこ類
②海藻類
(…どちらも野菜ではないですね 笑)
さいごに…
刻んでもどうしようもない、硬くて食べにくい『野菜のスジ』や硬くて食べにくい『インゲン』などは、スベラカーゼミートをお使い頂ければ、改善することに繋がります!
ひと手間かかりますが、食べて頂ける食材の種類を増やせますので、お試ししてみるのはいかがでしょうか?
(編集:高橋)